事業案内BUSINESS

テクノスチールダイシンは、
鉄骨加工業の分野において国土交通大臣が認可した
「性能評価業務規程」に基づき、
㈳全国鐵構工業協会より上位クラスの「Hグレード」の認定を受けています。

鉄骨工事STEEL CONSTRUCTION

不具合、誤差のない
確かな品質を。

私たちの会社は、Hグレード工場を持つ企業として、高品質の鉄骨製品を提供しています。鉄骨は、ビルや商業施設、橋梁、さらには公共インフラのような大規模な建築物において、建物の安全性と耐久性を支える「骨組み」として欠かせない存在です。Hグレードとは、建物の規模や要求される強度に応じた最高水準の品質基準をクリアした工場にのみ与えられる認証であり、私たちはこれを誇りとしています。

若手スタッフや多国籍労働者が中心となって鉄骨製造に従事していますが、これらの若者や多様な背景を持つ従業員が、最先端の技術と効率的な作業プロセスを活用し、品質の高い鉄骨製品を提供しています。以前は熟練の職人による手作業で行っていた作業も、切断や自動溶接システムを導入し、ミリ単位の精度で機械が行うようになりました。

また、品質管理は徹底しており、鉄骨の製造から組み立てまで、各工程で厳しいチェックを行なっています。製造工程では寸法や溶接の精度が細かく検査されるなど、不良が発生しないよう管理しています。
お客様のニーズに応じたカスタマイズや柔軟な対応力を持つ当社は、鉄骨の製造から設計、施工まで一貫したサポートを提供します。日本国内外のプロジェクトで培った経験と技術力を基に、信頼性の高い鉄骨製品を提供し続けます。

Hグレード認定工場とはCERTIFICATION H GRADE

平成12年に建築基準法が改正され、溶接接合部に関する構造方法の基準が具体的に定められました。この改正に基づき、国土交通大臣は、指定された性能評価機関を介して、鉄骨製造工場で製作された建築鉄骨溶接部の性能を「S・H・M・R・J」の5段階で評価する新工場認定制度を導入しました。鉄骨製作工場で製作された鉄骨溶接部の性能は、建築基準法第68条(構造方法等の認定)第3項に基づき、国土交通大臣の許可を受けた外部評価機関によって評価されます。その性能評価に対する国土交通大臣の審査を経て、大臣認定工場となります。

性能評価のメリット

鉄骨の性能評価を取得した工場は、国土交通大臣の審査を経て、大臣認定工場になりますが、次のようなメリットがあります。

  • 鉄骨溶接部の性能が保証される
  • しっかりした検査体制が担保される
  • 耐震性に優れた鉄骨を提供できる
  • 鉄骨製作工場の信頼性が高まる
  • 中間検査・完了検査への対応も安心できる
性能評価の図

鋼構造物製作の流れFLOW

テクノスチールダイシンの大まかな鋼構造物製作の流れをご紹介します。

  • 1.設計

    建築の構造に適した鉄骨の寸法、形状、使用材料を決定し、安全性や耐久性を考慮した図面を作成します。精密なCADソフトを使用し、全体の強度や組み立て性を確保します。

  • 2.加工

    設計図に基づいて、鋼材を切断・曲げ加工します。レーザーやプラズマ切断機を使用して、寸法通りの鋼材を加工し、穴あけや溝付けも行います。高精度な加工が必要です。

  • 3.組立

    加工された部材を仮組立し、最終製品の形を確認します。部品の位置合わせや接続部分の精度が重要で、全体のバランスが取れているか慎重に確認します。

  • 4.溶接

    組立が完了した後、各部材を強固に接合するために溶接を行います。自動溶接機や手動溶接を使用し、溶接部分が適切な強度を持つよう管理します。

  • 5.超音波検査

    溶接箇所の内部に欠陥がないかを確認するため、超音波検査を実施します。音波を利用して溶接の不良や内部の亀裂を検出し、安全性を確保します。

  • 6.各種塗装

    鉄骨は錆や腐食を防ぐため、塗装が施されます。下地処理後、防錆塗装や耐火塗装が行われ、長期間にわたり耐久性を保持できるよう仕上げられます。

  • 7.搬入・現場での組立

    工場で完成した鉄骨は現場へ搬入され、クレーンや作業員によって組み立てられます。現場での組み立ては、安全性と効率を重視しながら迅速に行われます。


資格技術情報QUALIFICATIONS

溶接資格

  • A‐2F(アーク溶接資格)
    12人
  • A‐2V(アーク溶接資格)
    1人
  • A‐2H(アーク溶接資格)
    3人
  • SA‐2F(半自動溶接資格)
    35人
  • SA‐2H(半自動溶接資格)
    3人
  • SA‐3F(半自動溶接資格)
    Hグレード維持必要資格
    12人
  • SA‐3V(半自動溶接資格)
    Hグレード維持必要資格
    2人
  • SA‐3H(半自動溶接資格)
    Hグレード維持必要資格
    6人
  • SFil‐F(すみ肉溶接)
    9人
  • SFil‐V(すみ肉溶接)
    7人
  • SFil‐H(すみ肉溶接)
    6人

免許証・資格

  • AW検定 ロボット溶接オペレーター
    6人
  • AW検定工場 工場溶接
    7人
  • AW検定工場 工事現場溶接
    1人
  • 2級建築士
    5人
  • 1級建築施工管理技士
    3人
  • 1級土木管理技士
    2人
  • 宅地建物取引士(宅建)
    2人
  • 1級鉄骨製作管理技術者
    Hグレード維持必要資格
    18人
  • 2級鉄骨製作管理技術者
    Hグレード維持必要資格
    10人
  • 溶接管理技術者(WES)1級
    Hグレード維持必要資格
    2人
  • 溶接管理技術者(WES)2級
    Hグレード維持必要資格
    9人
  • 非破壊試験技術者(NDI) レベル1
    Hグレード維持必要資格
    1人
  • 非破壊試験技術者(NDI) レベル2
    Hグレード維持必要資格
    2人
  • 鉄工技能士 1級(加工、図面)
    3人
  • 建築鉄骨外観検査技術者
    3人
  • 建築鉄骨製品検査技術者
    17人
  • 建築鉄骨超音波検査技術者
    4人
  • 危険物取扱者
    3人
  • ガス溶接 技能
    50人
  • フォークリフト 技能
    25人
  • 玉掛け 技能
    56人
  • 有機溶剤作業主任者 技能
    5人
  • 床上操作式クレーン 技能
    42人
  • 第1種衛生管理者
    8人

特別教育

  • 床上クレーン特別教育
    23人

※2024年10月現在

Hグレード維持必要資格
は、Hグレードの維持に必要な資格です。
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